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ソ・イングクインタビュー記事「名前がジャンルになる!今後がさらに期待される俳優ソ・イングク」翻訳

ずっと翻訳したかったのですが、やっと完成しました・・・!

「名前がジャンルになる!今後がさらに期待される俳優ソ・イングク

インタビュー中にもありますが、悪役に挑戦したいと言ってましたね。

確かにこれまでのような恋愛ドラマやカッコいい胸キュンキャラもよかったけど、犯罪者とか悪役もぜひ見てみたい!!


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俳優ソ・イングクは作品ごとに違った顔を私たちに見せてくれる。「常に危機感を感じている」というほど慎重な一歩を踏み出した彼の演技は毎回新鮮だ。今後にさらなる期待がかかる俳優ソ・イングクにインタビューしました。

 

1.スーパースター、ラブコメ専門俳優に成長

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演技者へ転向して以来、ソ・イングクはドラマにて活発に活動してきました。彼の出発点であるtvN「応答せよ1997」(2012)では、ひとりの女性を思い続けるまっすぐな男「新ラブコメキング」の側面を見せてくれました。以後、tvN「ナイショの恋していいですか?」(2014)では、年上女性の心を掴むストレートで純粋な18歳の本部長として、KBS 2TV「君を憶えてる」(2015)では、魅力的かつ完璧なプロファイラー役で女心を鷲掴みにしました。

tvN「空から降る100億の星」(2018)では、傷を抱えた怪物のような男に扮したかと思えば、2021年tvNドラマ「ある日、私の家の玄関から滅亡が入ってきた」(以後、滅亡)をでは、人気の『ファンタジーロマンス』まで幅を広げた。滅亡は、消えゆくすべての理由となる存在”滅亡”と、消えないため命懸けの契約をした人間”ドンギョン”との胸キュンストーリー。ソ・イングクはこのドラマで女心をくすぐる”ラブコメ王”の地位を確立したのはもちろん、ドラマの幻想的なファンタジー要素の中で、これまでの経験で着実に積みあげてきた演技力を発揮させた。

 

"冷酷な運命の中でもがくミョルマン(滅亡)という役柄は、様々な顔を持っていなければなりませんでした。極端に温度差のある表情が行ったり来たりするのは必須。その上、ドンギョンを好きになったり、困らせたり、嫉妬までするんですから。"

 

ソ・イングクは滅亡で、クールでダークな雰囲気を醸し出すミョルマンから、ストーリーが進むにつれドンギョンと恋に落ち、優しく尽くす彼氏の一面まで見せてくれましたね。型破りなキャラクターを演じきり、視聴者の注目を集めました。

 

2.異なる姿を見せた映画パイプライン

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そんな彼がスクリーンを通して、また違う姿を見せてくれた。6月に公開された映画「パイプライン」で8年ぶりにスクリーンに戻ってきました。

 

"時間が過ぎるのは本当に早いですね。もう「君に泳げ」の撮影から8年とは。久々の映画撮影だったからか、最初は少し慣れない感じがしました。以前映画を撮っていた時とは環境がずいぶん変わりましたね。特にスケジュール的な部分です。以前とは違い、決まった時間内に撮影しないといけないので。決められた時間の中で早く動くノウハウを得ましたし、家族のようなチームと一緒に楽しい時間を過ごしました。"

 

パイプラインに続くソ・イングクの2作品目の映画として「マルチュク青春通り」「卑劣な街」などの韓国ノワール映画へ一線を画すユ・ハ監督がメガホンをとりました。韓国内の土地に埋まっている石油を盗み、人生逆転を夢見る6人の盗油仲間が繰り広げるストーリー。ソ・イングクは韓国内で唯一、石油管に穴を空けられる”ピンドリ”役で多様な人物の中心となり事件の先頭にたちました。

 

"とても新鮮なキャラクターだったので、最初に提案を受けた時から魅力を感じていました。自身が持っている技術に自信を持っていて、頭の回転も早くためらいがない。特にここ最近の作品で続いていたソフトで悲しげな恋愛ドラマの中でのキャラクターから抜け出せた気がします。"

 

3.新しさへの終わりなき意志

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2009年、tvN「スーパースターK」優勝者としてデビューし、期待の新人歌手としてその名を知らしめたソ・イングクは、演技分野でも頭角を現し、いつしか『信じ任せられる俳優』としてのポジションまでのぼりつめた。

少しの違和感もない彼の変身は、ずばぬけた努力があったから成し遂げられたのでしょう。特に、すさまじく徹底された食事管理とダイエットを外すことはできません。「パイプライン」では73〜74kgを、最近撮影を終えた「滅亡」では67〜68kgを維持していいました。

 

"役柄に合わせた見た目の変化は重要だと思います。今回の映画では外見に気を使うキャラクターだったので、体重よりはスーツやサングラス、スポーツカーといった部分に気を使いました。「滅亡」では、ミステリアスな雰囲気を与えるために、変わった色にヘアカラーをしたりもしました。俳優にとって、減量のような外見の変化はキャラクターをよりよく魅せるためのツールとして効果的だと思っています。"

 

俳優としてさらに成熟した魅力を見せるソ・イングクだが、バラエティ番組ではなかなか見かけないですね。バラエティ番組に出ている自身の姿をみるのがまだ慣れず恥ずかしいという彼はまだバラエティでの親近感のある姿よりは、俳優としての姿を見せたいようです。

 

"2013年「私はひとりで暮らす(原題まま)」でバラエティ番組に出演したことがありますが、最近もたまに再放送をしているんですよね。時々見るたびにとても恥ずかしいです(笑)なんであんなに汚くして暮らしてたんだろうと思います。でも、間違いなく言えることは、今は全然そうじゃないということ!(笑)実は、面白くなければという強迫観念からかバラエティがとても難しく感じるんですよね。緊張から変なことを言ってしまうときもありますし。だから「私はひとりで暮らす」のように自然に過ごせる番組ならやってみたいです。恥ずかしいですが、親近感を感じられる姿を見せられて楽しかったです。次の機会があれば、その時はまた違う姿を見せられたらと思ってます。"

 

ちょっとした失言ひとつ、くせひとつでも振り返って悩むほど、ソ・イングクは自身に対して徹底した完璧主義者なのですね。それほど演技に対する情熱と意欲があふれているということですよね?

 

"まだやったことのない役が多いですね。やりたい役ばかりすることはできないとは思いますが、小さい役でもいいので一味違ったキャラクターに挑戦してみたいです。特に、悪の極限のような悪役はぜひやりたいですね。本当に極悪で罵倒されるような悪役を。そういう人物を演じこなすことができた上で、「ソ・イングクは演技が上手だ」と言われたいですね。"

 

4.自身が培ってきた12年という時間

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歌手そして俳優としてのポジションを着実に確立してきたソ・イングクは、今年デビュー12周年を迎えた。

 

"12年という時間がいつの間に過ぎたのだろうというくらい常に新しく感じることばかりです。今だに難しかったり、新鮮でワクワクしたり嬉しかったり、どれも楽しいんですよね。僕の周りには良い方が本当に多いんです。以前と今の会社の方たち、これまで仕事と通して出会った人やスタッフはとても良い方たちばかりでした。ずっと活動し続けて来られた秘訣があるとすれば、人に恵まれたからだと思います。"

 

最近では、歌手としての活動も考えているようです。表立った活動はしていないですが、「個人的に頑張って」いるのも音楽だ、とのこと。

 

”公式的にはあまり活動していないように見えますが、楽曲制作はずっと続けています。ドラマ「滅亡」のOSTにも参加しましたし、仲の良い作曲家たちと制作したりもしています。いつか機会があれば、正式にアルバムを出しつつ皆さんにご挨拶できるのではと思っています。これからも歌手としてさらに良い姿を見せられるよう、頑張って活動していくつもりです。応援よろしくお願いします。また、いつもみなさんが幸せであるよう祈っています。”

 

常に新鮮でワクワクしつつも、限界を感じることなく挑戦していく彼のこれからが楽しみですね。

俳優ソ・イングクさんのインタビュー、楽しく読んでいただけましたか?

歌手から俳優へ転向しながら積み重ねてきた実力と本心がにじみでるインタビューだったと思います。ソ・イングクさんの素敵な今後に期待しています!