【海街チャチャチャ】10話レビュー&考察 韓国語の表現からセリフ分析&今後の展開予想
※この記事にはネタバレ多数含まれています!
10話は神回でしたね。
ヘジンが自分の気持ちに気がついてホン班長のところに走っていき告白・・・。正直拒まれてしまうのではと、心臓バクバクしながら見ていたところからの、キス。最終回かな?と勘違いするくらいの素敵なラストシーンでした。
そしてもっと最高なのは11話の予告です。予告を見てさらに幸せな気持ちになったのは言うまでもありません・・・。
誰かとこの気持ちを共感したさすぎて、SNS見まくってましたが、展開の早さに絶賛の声しかないです。
早くも次の土曜日が待ちきれないのはそうですが、でも1週間幸せな気持ちで過ごせる気がしました。
では、韓国語の表現からセリフ分析をしつつ、10話をレビューしていきたいと思います。
------------------------------------------
目次
------------------------------------------
ちょっとしたシーンにも意味があるのがすばらしい!ホン班長はカニが嫌いではなかった?
「海街チャチャチャ」は無駄なシーンが全然なくて、どのシーンも結局はその後のストーリーにつながっていたり、後から意味が出てきたり。
10話では、法事の後に二人で食事をするシーンで、ヘジンがホン班長のためにカニの殻を剥いてあげて「よほどの愛がないとできないこと」と言ってしまい、二人の間に微妙な空気が流れます。ホン班長はカニが嫌いだと思っていたけれど、実は殻を剥くのが面倒なだけで本当は好きだったことがわかります。
この何気無い会話のシーン覚えてる人いましたか??
5話で隣町までご飯を食べに来た時の二人の会話。
翻訳は「他のがいい」でしたが、韓国語では「싫어,딴거(イヤだ、違うのがいい)」。つまり「いやだ、嫌いだ」という意味の「싫어」と言っていたのですよね。
本当にちょっとした会話でしたが、ヘジンはこの時からホン班長のことを意識してたのでこのちょっとした会話から"カニは嫌いなんだ"と覚えていたのでしょうね。
ヘジンは二人目?最初に話した相手は誰?
10話はホン班長が家に突然入ってきた男からヘジンを守るシーンからスタートしました。ドラマでは主人公男子は戦ったら絶対に負けないのがセオリー。刃物持ってる時点で相手の方が優勢でしたが、やはりホン班長は強かったですね。
いつも「歯科医」と呼んでるのに、襲われそうになったときに「ヘジン!」と名前を呼んでかばったシーン、グッときましたよね。
それにその後3回目の訪問となったホン班長の家で、二人に微妙な空気が流れるところもキュンとしました。抱き合った夜からまだ何日も経っていないですし、二人はすでに自分の気持ちに気が付いていて、もうただの近所の友達ではないですからね。
この夜初めてホン班長がおじいちゃんの話をヘジンにしました。そしてこんな風に自分の話をするのはヘジンが二人目だ、とも。
これまで冗談言いつつツンデレだったホン班長が初めて心を許して、落ち着いた穏やかな表情で話し涙も見せたのが印象的で、ついにヘジンに心を開いたんだなと思いました。
本を読んで寝かしつけたと思ったヘジンから、「最初に話した相手は誰?」と聞かれて「ある人に話した とても温かかった人」と答えてました。
日本語でも韓国語でも、過去形だったのでやはり亡くなった人のことを言ってるのは間違いなさそうです。そして前回のお葬式の遺影が男性(9話レビュー参照)だった感じなので、女性ではない前提です。
ここからは韓国語の表現からどんな人なのか?を分析して見ます。
セリフからは尊敬の気持ちを感じましたが、かといってすごく年上だったり、年下や同い年ではなさそうです。なぜならすごく年上の場合には「따뜻했던 "분(ブン)"」温かかった"方"、と表現するだろうと思ったからです。そして、もし年下や同い年だったら「친구(チング)」友達という単語を使ったのではないか思うのですよね。
「사람(サラム)」人と言ったところから、年上の仲のよかった男性、つまり韓国語でいうと「형(ヒョン)」(男性から見た兄、もしくは本当の兄のように慕っている年上男性に使う)ではないかと推測してます。
早くも終わった三角関係。チPDかわいそうすぎないか・・・どうする?
10話終わって、何回も見直しているうちにふと気がつきました。チPDかわいそすぎる気がする・・・。告白しようとコンジンに戻ったのにヘジンは危ない目にあいホン班長に助けられていたし、いざ告白しようとごはんに誘ったのに、もう食べたからと一人で食べてるし、告白してもヘジンは困ったような表情だし・・・。
でも告白の言葉はすごく素敵でしたね。
「내가 너를 좋아해」(君が好きだ)
この「너」ですが、日本語では「君」と翻訳されていましたが、いつも表現難しいなと思います。「君」「あなた」というほど丁寧な感じではないものの「お前」と言ってしまうには乱暴すぎる。日本語にはこの単語を的確に表現できる呼び方ってないなといつも思います。
韓国語表現からの分析ではないですが、私はこのチPDの今後がとても気になってます。
制作発表会にも参加していたし、サブ男とはいえメインキャストの一人だと思うのですが、5話で初めて登場して、10話で振られるって・・・!
キム・ソノがサブ男として出演していた「スタートアップ」「100日の郎君様」では結局は主人公どうしが結ばれることはわかっていつつも最後の最後までわからないようなストーリー展開でしたよね。特にスタートアップでは、ジピョン派も結構いました(私もその一人)。
チPDモイイヒトナンダケケドネ。。。
ミソンも言ってましたね。「職業、家柄、性格 申し分ない」と。でも「好きな気持ち」って他の条件全部どうでもよくなってしまうくらい一番大事なんですよね。。。
しかしメインキャストとして10話で役割を終えるわけがない気がしてます。ガムニおばあちゃん宅での撮影もまだまだありそうなので、もう一回チャンスが巡ってくるなにかが起こるかも?と思ってます。
今後展開は?
さて私が気になっているのは、ホン班長はどのように過去のトラウマと向き合って克服していくのかというところです。前回メンタルクリニックでは「睡眠薬減らしましょう」と先生が言うシーンがありました。ヘジンに出会ったから、というのも関係あるかもしれないですが、少しずつ症状は改善されているようですね。
ホン班長がわざわざソウルまで行ってこのメンタルクリニックに通っているのは、コンジンのみんなに知られたくないから。田舎ってすぐ話広まりますからね。。。(特にコンジンのCCTVナムスクさんとか)
でも、恋人関係になればホン班長が定期的にソウルに行くことをヘジンが知るのも時間の問題です。ここから一緒に克服していこうという展開なのか、一度離れてしまったりするのか。。
できれば一緒に克服していきより愛が深まって行くような展開を希望しています。
どうか、一度離れて何年後に再会、みたいな展開だけはないように・・・!