韓国ドラマ「恋愛なんていらない」感想
ストーリー
仕事も恋愛もうまくいかないTV局PDク・ヨルム(イ・ダヒ)と事情があり外科医を辞め美容外科でバイトをしながら自由な生活をしているパク・ジェフン(チェ・シウォン/SUPER JUNIOR)。2人は20年来の親友で同じ家の上下階に住む仲。ヨルムのことが好きなのにずっと言えずに親友を続けてきたジェフンは、ヨルムが担当することになった恋愛リアリティショー<愛の王国>に出演することに。番組を通してジェフンと他の女性との恋愛模様を見ているうちにヨルムもジェフンのことが気になり始め・・・！
※ここからドラマ前半部分のネタバレややあり
「恋愛ワードを入力してください～Search WWW」から、イ・ダヒ見たくて辿り着きました。
このドラマは、ENAという「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を手がけた、韓国で新しくリブランディングされたケーブルTV局の放送だったので、見てみたいなーと思ったのもきっかけです。
感想
--------------------------------
総合：★★★★☆
胸キュン度：★★★★☆
ストーリー・脚本：★★★☆☆
OST：★★★☆☆
映像：★★★☆☆
演出：★★★☆☆
キャスト・俳優：★★★☆☆
--------------------------------
全部見た私の率直な感想は・・・
4話くらいまで我慢すればあとは面白い！！です。
前半やや話がゆっくり進んだ感ありましたが、恋愛リアリティーショーと組み合わせたストーリー展開が面白かったです！
4話にイ・ダヒ演じるヨルム(TV局PD)が元カレと結婚…となるので、ええ！どんな展開になるの！？と。そこまでのストーリーもややゆったり流れる感じがしたので、途中挫折しそうになりましたが、５話以降で恋愛リアリティショーの撮影が始まったところからだんだん面白くなります。
視聴者もヨルム目線で見ることになるのですが、これが状況的になんともつらい・・・！
ジェフンが別の女性に優しくしたりいい感じになるところを嫌でも見ることになるのですが、PDという立場上うまく恋愛が進んでいくように仕向けていかないといけないですよね。
好きな気持ちに気がついても、だからと言って番組の撮影中に「やっぱり好き」ってわけにもいかない。恋愛リアリティショーですからね。。
ただ・・・恋愛リアリティーショーって日本でもやってたりしますが、比較的かわいい女子やイケメンが出てきますよね。
ドラマの主役なので当たり前と言えばそうですが、出演者の誰よりもPDのヨルムが一番スタイル良くてかわいいってどういうこと！というのがツッコミどころでした。
個人的にファンなのもありますが、本当にイ・ダヒがスタイルもよくて可愛いし演技も上手で見ていて飽きないです。
チェ・シウォンもキリッとしているときはイケメンなんだけど笑うとややコミカルな感じになるのがツボ。
それから、恋愛リアリティショー<愛の王国>のメインPDカン・チェリ役のチョ・スヒャンが、ドラマ内ではヨルムにきつく当たったり無理を言ったりする役なのですが、なぜか憎めない可愛らしさがあり好きでしたね〜。
どこで見れる？
U-NEXTで見れます！
【海街チャチャチャ】10話レビュー&考察 韓国語の表現からセリフ分析&今後の展開予想
※この記事にはネタバレ多数含まれています！
10話は神回でしたね。
ヘジンが自分の気持ちに気がついてホン班長のところに走っていき告白・・・。正直拒まれてしまうのではと、心臓バクバクしながら見ていたところからの、キス。最終回かな？と勘違いするくらいの素敵なラストシーンでした。
そしてもっと最高なのは11話の予告です。予告を見てさらに幸せな気持ちになったのは言うまでもありません・・・。
誰かとこの気持ちを共感したさすぎて、SNS見まくってましたが、展開の早さに絶賛の声しかないです。
早くも次の土曜日が待ちきれないのはそうですが、でも１週間幸せな気持ちで過ごせる気がしました。
では、韓国語の表現からセリフ分析をしつつ、10話をレビューしていきたいと思います。
------------------------------------------
目次
------------------------------------------
ちょっとしたシーンにも意味があるのがすばらしい！ホン班長はカニが嫌いではなかった？
「海街チャチャチャ」は無駄なシーンが全然なくて、どのシーンも結局はその後のストーリーにつながっていたり、後から意味が出てきたり。
10話では、法事の後に二人で食事をするシーンで、ヘジンがホン班長のためにカニの殻を剥いてあげて「よほどの愛がないとできないこと」と言ってしまい、二人の間に微妙な空気が流れます。ホン班長はカニが嫌いだと思っていたけれど、実は殻を剥くのが面倒なだけで本当は好きだったことがわかります。
この何気無い会話のシーン覚えてる人いましたか？？
5話で隣町までご飯を食べに来た時の二人の会話。
翻訳は「他のがいい」でしたが、韓国語では「싫어,딴거(イヤだ、違うのがいい)」。つまり「いやだ、嫌いだ」という意味の「싫어」と言っていたのですよね。
本当にちょっとした会話でしたが、ヘジンはこの時からホン班長のことを意識してたのでこのちょっとした会話から"カニは嫌いなんだ"と覚えていたのでしょうね。
ヘジンは二人目？最初に話した相手は誰？
10話はホン班長が家に突然入ってきた男からヘジンを守るシーンからスタートしました。ドラマでは主人公男子は戦ったら絶対に負けないのがセオリー。刃物持ってる時点で相手の方が優勢でしたが、やはりホン班長は強かったですね。
いつも「歯科医」と呼んでるのに、襲われそうになったときに「ヘジン！」と名前を呼んでかばったシーン、グッときましたよね。
それにその後３回目の訪問となったホン班長の家で、二人に微妙な空気が流れるところもキュンとしました。抱き合った夜からまだ何日も経っていないですし、二人はすでに自分の気持ちに気が付いていて、もうただの近所の友達ではないですからね。
この夜初めてホン班長がおじいちゃんの話をヘジンにしました。そしてこんな風に自分の話をするのはヘジンが二人目だ、とも。
これまで冗談言いつつツンデレだったホン班長が初めて心を許して、落ち着いた穏やかな表情で話し涙も見せたのが印象的で、ついにヘジンに心を開いたんだなと思いました。
本を読んで寝かしつけたと思ったヘジンから、「最初に話した相手は誰？」と聞かれて「ある人に話した とても温かかった人」と答えてました。
日本語でも韓国語でも、過去形だったのでやはり亡くなった人のことを言ってるのは間違いなさそうです。そして前回のお葬式の遺影が男性(9話レビュー参照)だった感じなので、女性ではない前提です。
ここからは韓国語の表現からどんな人なのか？を分析して見ます。
セリフからは尊敬の気持ちを感じましたが、かといってすごく年上だったり、年下や同い年ではなさそうです。なぜならすごく年上の場合には「따뜻했던 "분(ブン)"」温かかった"方"、と表現するだろうと思ったからです。そして、もし年下や同い年だったら「친구(チング)」友達という単語を使ったのではないか思うのですよね。
「사람(サラム)」人と言ったところから、年上の仲のよかった男性、つまり韓国語でいうと「형(ヒョン)」(男性から見た兄、もしくは本当の兄のように慕っている年上男性に使う)ではないかと推測してます。
早くも終わった三角関係。チPDかわいそうすぎないか・・・どうする？
10話終わって、何回も見直しているうちにふと気がつきました。チPDかわいそすぎる気がする・・・。告白しようとコンジンに戻ったのにヘジンは危ない目にあいホン班長に助けられていたし、いざ告白しようとごはんに誘ったのに、もう食べたからと一人で食べてるし、告白してもヘジンは困ったような表情だし・・・。
でも告白の言葉はすごく素敵でしたね。
「내가 너를 좋아해」(君が好きだ)
この「너」ですが、日本語では「君」と翻訳されていましたが、いつも表現難しいなと思います。「君」「あなた」というほど丁寧な感じではないものの「お前」と言ってしまうには乱暴すぎる。日本語にはこの単語を的確に表現できる呼び方ってないなといつも思います。
韓国語表現からの分析ではないですが、私はこのチPDの今後がとても気になってます。
制作発表会にも参加していたし、サブ男とはいえメインキャストの一人だと思うのですが、5話で初めて登場して、10話で振られるって・・・！
キム・ソノがサブ男として出演していた「スタートアップ」「100日の郎君様」では結局は主人公どうしが結ばれることはわかっていつつも最後の最後までわからないようなストーリー展開でしたよね。特にスタートアップでは、ジピョン派も結構いました(私もその一人)。
チPDモイイヒトナンダケケドネ。。。
ミソンも言ってましたね。「職業、家柄、性格 申し分ない」と。でも「好きな気持ち」って他の条件全部どうでもよくなってしまうくらい一番大事なんですよね。。。
しかしメインキャストとして10話で役割を終えるわけがない気がしてます。ガムニおばあちゃん宅での撮影もまだまだありそうなので、もう一回チャンスが巡ってくるなにかが起こるかも？と思ってます。
今後展開は？
さて私が気になっているのは、ホン班長はどのように過去のトラウマと向き合って克服していくのかというところです。前回メンタルクリニックでは「睡眠薬減らしましょう」と先生が言うシーンがありました。ヘジンに出会ったから、というのも関係あるかもしれないですが、少しずつ症状は改善されているようですね。
ホン班長がわざわざソウルまで行ってこのメンタルクリニックに通っているのは、コンジンのみんなに知られたくないから。田舎ってすぐ話広まりますからね。。。(特にコンジンのCCTVナムスクさんとか)
でも、恋人関係になればホン班長が定期的にソウルに行くことをヘジンが知るのも時間の問題です。ここから一緒に克服していこうという展開なのか、一度離れてしまったりするのか。。
できれば一緒に克服していきより愛が深まって行くような展開を希望しています。
どうか、一度離れて何年後に再会、みたいな展開だけはないように・・・！
【海街チャチャチャ】 9話レビュー&考察 ホン班長が１日彼氏代行？なぜいつもタメ口なのか？ホン班長の過去は！？
展開が気になりすぎて死にそうなので、レビュー&考察ブログでも書いて心を落ち着けようと思います。
※注意：ネタバレあります！
--------------
目次
--------------
９話の始まり、ホン班長は自分の気持ち気が付いてるよね？
二人が抱き合うところから始まった９話。このあとどうなるか多くの方々が気になっていたと思いますが、意外とあっさり家に帰っていきましたね。でも家に入るまで足元を照らしてあげているホン班長。こういう優しさが彼のいいところ、そして胸キュンポイント！言葉はそうでもないんだけど、行動から優しさやいつも気遣いが感じられます。
抱き合ったことが気になりすぎて眠れない二人ですが、お互いのことが頭から離れない時点で、いやでもお互いが心の中に居座っていて、簡単には出ていくことができない大切な存在になってしまっているんだと、気づいてるよね？ホン班長は気がついてるけど自身に対しても気づかないフリしている感じがしますね。
ホン班長が１日彼氏代行。なぜいつもタメ口？
一晩過ごしたと言う話を聞いた上に娘の家に入り込んでいたホン班長を彼氏だと勘違いしたヘジン父に対して、「彼氏です」と嘘をついたホン班長！なんだかんだ言いながら結局嘘に付き合ったヘジンも、実は嬉しかったのかもですね。
最後にはヘジン父に嘘をついていたことを正直に話し「好きだけど友達として。異性としての気持ちはない。良い人に出会ってほしいと思ってる」と話しました。
ヘジン父を気遣って、自分はヘジンとは一緒になるつもりはないから安心してという気持ちもあったのかもしれないですが、なんだかすごくすごく悲しい気持ちになるシーンでしたね。しかもこのシーンではちゃんと敬語使えてるし！
ヘジンのお父さんからは、無職で両親は早くに亡くなっていること、さらにはタメ口で接してくる態度等々から反対されるんだろうなあとは予想できましたが、タメ口で大丈夫!?と思って見てた人けっこういたのではないでしょうか？さすがに初対面のご両親にタメ口は・・・！
なんでわざわざお父さんに嫌われるような言動をするの！と終始ハラハラ。空気読んだり、相手に合わせたりしないところがホン班長の良いところで、個人的にはそういう人がとても好きですが、さすがにハラハラしましたね。。
この誰にでもタメ口なのは「俺の哲学だ」と言ってましたが、空白の５年間や悪夢と関係がありそうな気がします。
９話の最後、メンタルクリニックでカウンセリングを受けながら、「今でも大切な人は皆あなたの元を去っていくと思っていますか？」「全部俺のせいだ」というシーンがありました。
ホン班長は、誰かを特別に大切に思うとその人が去ったり死んでしまったりする。だから皆平等に接しようと思っているのかな？と。特定の人だけに特別な感情を持たず、みんな同じくらい大切な友達だったら、悲しい別れはないと思っているのではと推測しました。
ホン班長の過去についてまた少し手がかりが・・・！
私がこのブログで最も言いたいところはこれです！昨日のこの記事で書いたミステリーのうちホン班長空白の５年間についての新しい手がかりについて。
この写真について、手がかりになるお葬式のシーンがありましたね。
9話視聴前の予想は以下でした。
- ホン班長の両親とホン班長の小さい頃の写真→家族の話をした直後のシーンなので家族が恋しくなった？
- ホン班長の友人or知人家族で事故か事件があってもう亡くなってしまっている→その事故or事件にホン班長が関係していて悪夢を見ている？
- もしかしてホン班長の奥さんと子供・・・・？→一番ありえない説ですが、父親の顔が隠れているのがあやしい
私はリアタイ視聴の時はやっぱ結婚してたのかな、と思ってしまいましたが、違うと確信しました！
この動画によるとチラッと見えたお葬式の遺影は男性、そして男性の奥さんと子供の名前が書いてある箇所があったとか・・！
(ちなみに、本当に内容も面白いし、指摘も鋭いし、配信早いし、私このユーチューバーさんの動画大好きです)
喪主でもなさそうな雰囲気だったので、やはり友人or知人に事件や事故がありそれに関係がある説が有力かなと思います。
最後に・・・
おじいちゃんのお葬式の時に、「まわりを不幸にする運命なのね」とホン班長に聞こえるように誰かが言っていましたね。
正直、こういう誰かの心無い発言が少しずつ積み重なってトラウマを作っていってしまうんだろうと思いました。
病気なのか事故なのか両親とおじいちゃん、そして友人の死因についてはわかりませんが、だれもが周囲の人の死を経験しないで生きてはいけませんよね。それが早いか遅いかの違いだけなのに。
一生懸命やったけど結果が出ないようなことが続いた時に「いつも頑張ってもダメなんだから」と言われるのと「いつも一生懸命やっている努力家のあなたならいつかきっと結果が出るから」と言われるのでは全然受け取る側の気持ちが違いますよね。
特に子供の成長過程ではどんなことも肯定的に発言しないといけないなと改めて感じました。
【海街チャチャチャ】8話までの展開から、コンジンの3大ミステリーを予想！
「海街チャチャチャ」面白ですよね。
放送後にはTwitterやNAVERのTALK、YouTube等チェックしますが、「土日が待ち遠しい！また１週間待つのか・・・」という声がしかないですね！
※この後の記事にはネタバレが含まれます。
今回は、韓国のSNSやドラマレビュー、書き込み等々から分析した、コンジンの3大ミステリーを予想していきたいなと思います。
目次
- ミステリー１「ホン班長の空白の5年間」謎の家族写真の正体は？
- ミステリー２「洞長と統長はなぜ離婚したのか？」チョヒが関係してる？
- ミステリー３「３年前に宝くじで14億ウォン当選したのは誰？」もしや・・・
ミステリー１「ホン班長の空白の5年間」謎の家族写真の正体は？
ホン班長とヘジンは、雨の中めちゃスキンシップしながら海で遊んだり、同じたらいに足を突っ込んでいちゃいちゃ洗濯したり、何回もヘジンにドキッとしておきながら、キス後も真の友達になろうとか言って友達以上には関係を深めないようにしていて、それは空白の５年が関係あるのかも・・・？と思っている方も多いのでは。
ホン班長の空白の５年には色々な説があって、コンジンフレンズによると北朝鮮のスパイとか国家情報員とか、犯罪を犯したとか、無酸素でエベレスト登ったとか、なんだかすごい話ばかりでしたね。
空白の５年に関係ありそうなシーンとして、ホン班長がジュリの父親オ・ユンと会話した後に家で本棚の間から「人はなんで生きるか」という本に挟んであったこの写真を見て涙を流すシーンがありましたね。
ネットでは色々な説が上がってましたが、有力そうなのは下記の３つ。
- ホン班長の両親とホン班長の小さい頃の写真→家族の話をした直後のシーンなので家族が恋しくなった？
- ホン班長の友人or知人家族で事故か事件があってもう亡くなってしまっている→その事故or事件にホン班長が関係していて悪夢を見ている？
- もしかしてホン班長の奥さんと子供・・・・？→一番ありえない説ですが、父親の顔が隠れているのがあやしい
正直なところ、悪夢とも関係ありそうな２が一番有力かなとは思ってます。
１は、ホン班長の両親との写真にしては写真の画質が良すぎるし昔っぽくないですよね。それにおじいちゃんとの写真は額に入れて飾ってあるのに両親との写真だけ本に挟んでこっそり見るのはもおかしい気もします。
３について、私はこのシーン見たときに「あれもしかして結婚してた！？」と一番先に思ってしまったのですが、ロマンティックコメディドラマで主人公が実は一度結婚して子どももいたという展開の可能性は低いかなとは思います。
理由は2つ。
一つ目はホン班長の過去について唯一知ってそうなガムニおばあちゃんも2話あたりで「ドゥシクは何でもできるけど結婚はまだできない」といっていたこと。
二つ目は、ドゥシク実は母胎ソロ説。ヘジンとのキスの後に読んでた本では「初めてのキスは・・・・」みたいな内容の本でした。このシーンによりホン班長はヘジンとのキスが初めてなのかな？と予想してます。
「人はなんで生きるか」という本は、題名のとおり「人はなんで生きるのか」を問う内容なのですが、本の中ではその答えは"愛"なんですよね。写真に隠された悲しい過去を癒し生きる希望となるのがヘジンとの"愛"なのか。そういう展開なのは間違いなさそうですが、どう展開されるか？気になります。
ミステリー２「洞長と統長はなぜ離婚したのか？」チョヒが関係してる？
ヨ・ファジョン統長とチャン・ヨングク洞長は3年前に離婚しました。
前話では、「お前の言う通り、結婚してくれというから結婚して、離婚してくれというから離婚したんだ」とヨングク洞長が言っていましたね。つまり離婚を切り出したのはヨ・ファジョン統長で、その理由はヨングク洞長も知らないということ。長年一緒にいるとそうなりがちですが、仲が良い雰囲気ではなかったものの、いそいそとヨングク洞長におかずを作ってあげているシーンを見ると、嫌いになったからとか他に好きな人がいるという理由ではなさそうなことがわかります。
そこへヨングク洞長の初恋チョヒの登場で、こちらでも三角関係がはじまります。
二人が離婚したのは3年前。チョヒとは15年も前に離れたきり３人が会うことはなかった様子なので、二人の離婚とチョヒは直接関係なさそうかなと予想されますが、チョヒに気持ちがあることを告げたヨングク洞長へ、ファジョン統長はこう言います「チョヒだけはダメ」！
離婚と関係があるかは不明ですが、チョヒのファジョン統長への視線や態度からして、ヨングクではなくファジョンの方に好意があるのは間違いなさそうです。
このブレスレットも、どうもヨングクがファジョンとチョヒの二人にそれぞれあげたもののよう。ファジョンはヨングクがくれたから大切にしていて、チョヒはファジョンとおそろいだからとつけていたのではと思います。
ここからは私の勝手な推測となりますが、ミステリー３の宝くじの当選と関係があるのでは・・・！と。宝くじが当たったのも３年前、離婚したのも３年前なんですよね。
もしかして当選者はファジョンでは？というのもありかと思ってます。
宝くじ当選者には色々な説があるので、次を見ていきましょう。
ミステリー３「３年前に宝くじで14億ウォン当選したのは誰？」もしや・・・
有力候補は下記の４人です
- ホン班長→最低時給で自由気ままに暮らしているのも、宝くじが当たったから
- ガムニおばあちゃん→当たっても言わなさそう。インプラントも結局一括現金で支払っていた
- チェ・ウンチョル巡査→8話ではあたり運の良さを証明。こちらも当たっても言わなさそう
- ヨ・ファジョン→離婚時期と当選時期が重なっている、離婚と関係あるのでは？
まず、主人公のホン班長が実は宝くじ当選者だったというのは、ドラマとしてはあんまり面白い展開ではないので違うかなと。
韓国のネット書き込みをチェックした感じでは、ガムニおばあちゃん説が多い感じでした。でも私はガムニおばあちゃんではない気がしていて・・・。インプラントも「今まで懸命働いてきたんだから」と、ヘジンと話したことで子供や孫のことばかりでなく今まで頑張って働いた分、自分にもお金をかけていいんだと思ったからこそ来てくれたんだと思うので、違うような気がしています。
個人的には、３チェ・ウンチョル、４ヨ・ファジョンにかけて、今後の展開を見守りたいと思います。
もう今日だけど、9話が気になる・・・・！
【海街チャチャチャ】キム・ソノ、シン・ミナ主演 映像も俳優もストーリーも最高！作品紹介
Netflixでも配信中の「海街チャチャチャ」。
主演のキム・ソノ、シン・ミナは"えくぼカップル"としてスタート前から話題でしたね！
チャチャチャはラテン音楽のリズムのひとつ。
"私たちの心が踊りはじめる瞬間"というサブコピーのように、コンジンという静かな漁村でシン・ミナ演じる歯科医のユン・へジンとキム・ソノ演じる万能ニートのホン・ドゥシクが出会うことではじまる、リズミカルなストーリー。
現実主義で歯科医として成功したいと必死に生きるヘジンと、ソウル大出身なのに万能ニートとして日雇いアルバイトをしながら自由に生きるドゥシク。人生観も生き方も正反対、テンポもリズムも合わない二人なんだけどだんだんとお互い惹かれはじめて・・・。
世話焼きでツンデレなドゥシクと、強がっていながらもちょっと天然なヘジンの二人の恋模様が一番の見所ではありますが、ドゥシクの闇に包まれた過去、空白の5年間になにがあったのか？コンジン洞長と統長の元夫婦がなぜ離婚したのか？など謎解き要素もあり、飽きないストーリー展開です。
コンジンという漁村の住民たちもみんなユニークでおもしろくて魅力的。
「愛の不時着」の北朝鮮のおばちゃんたちや、「椿の花の咲く頃」のオンサンの住民たちのように、周りの脇役たちがよりドラマを盛り上げてくれています。
脇役といってもいつもどんなドラマでもいい味出してくれる有名な俳優さんばかり。
悲しい過去だったり、色々な事情を抱えてる人たちが出てくるのも人間味がありドラマにより共感もできるポイントではないかと思います。
そして、最近の韓国ドラマの傾向でもありますが、自立した女性が多く、家事は女性がするものとかいう概念はなく男性が料理したり家事したりするシーンも増えてますね。
このドラマも歯科医のヘジンは自炊よりは出前や外食がメイン、ドゥシクの方が料理も家事も上手で、石鹸やお酒まで自家製で作ったりと女子力男子的な生活能力が超高い！最近の韓国ではこういう男子が求められているのかもしれないですね。長身で顔もかっこいいのに、頭も良くて生活能力も高く何でもできるなんて。
ただ、恋愛は苦手なのか、自分の気持ちに素直になれない、もしくは気がつかないドゥシクとヘジンにもどかしさを感じながら、いつになったらお互いの気持ちに正直になれるの！とどんどんハマっていくドラマかなと思います。
テンポ良く後味の良いストーリーで俳優さんたちも美しいですが、海街の景色もとても素敵で、映像美がずばらしい！
ゆったりほっこりとした気持ちになれるおすすめのヒーリングドラマです。
ドラマが見たい方はこちらから！
Netflixでは韓国での放送翌日の朝にはアップされてますね。最近は本当にNetflixの配信速度は早くてびっくりします！
ところで、キム・ソノは、「スタートアップ」「100日の郎君様」にも出演していましたね。
どちらのドラマでも共通点は、頭が良く有能な人物だということ。今回もソウル大出身の役柄なので賢いイメージがあるようです。
といっても韓国で知的でスマートな男性を指す「뇌섹남」ではなさそう・・？
役柄もあるかもしれないですが、知的でセクシーで魅力的というよりは、くったくなく笑う近所の明るいお兄ちゃん的な感じ。
とっつきにくい感じも一切なく、韓国のバラエティ番組「1泊2日」にも出演していて親しみやすいイメージがあります。
前2作で残念だったのは、「サブ男」だったこと。サブ男とは、主演レベル俳優さんでだいたい主人公の女の子のことが好きなんだけど、結局は振られてしまうor二人のお互いの気持ちを知り諦める・・・ことになる役のこと。「スタートアップ」ではジピョン(キム・ソノ)を応援してた人も多かったはず。
でも今回はメイン、主人公ですから！ぜひ恋愛成就してほしい！
シン・ミナとのテンポ良い演技、最後まで楽しみです。
「スタートアップ」「100日の郎君様」もNetflixで見れます。
【ナイショの恋していいですか？】滅亡見たらこのドラマもぜひ！ソ・イングク主演ドラマ
ソ・イングク、イ・ハナ主演の「ナイショの恋していいですか？」見た感想です！
-----------------------------------------
おすすめ度 ★★★★☆☆☆ 星4つ！
※ソ・イングク好きだったら絶対おすすめですが、好きじゃなかったらもしかしたら途中ちょっと飽きちゃうところもあるかも・・・！
-----------------------------------------
高校生のイ・ミンソク(ソ・イングク)が10歳年上の兄に変わって本部長となり、会社と高校生の二重生活を送るストーリー。会社の契約社員チョン・スヨン(イ・ハナ)と恋に落ちるが・・・！という感じの展開。
高校生がドイツで活躍する優秀な兄の代わりに本部長になって会社に通うドタバタ劇ですが、いかにもドラマな設定です。
「ありえないでしょ！」「本部長が仕事のこともわからないで何ヶ月もバレないでいられる！？」という場面は結構あります。
ドラマだと思ってみれば面白いですが、現実に毎日働く会社員の立場で見てしまうと、いやーありえないでしょー！
私は、ソ・イングクの胸キュンシーン目当てで視聴しましたが、ツッコミどころは多いものの、だんだん脇役が面白くなってきて最後まで見れた気がします。
滅亡やパイプラインでも共演した高身長イケメンのモデル出身俳優"イ・スヒョク"、ヴィンチェンツォにも出演していた"チョ・ハンチョル"(どのドラマでもいい味出してくれるちょい軽めのおじさんが似合う名脇役！)、主役イ・ミンソク(ソ・イングク)の友達2人やお父さん、おじいちゃんなどなど、脇役それぞれのキャラが面白くて魅力的でした。
イ・ハナは、同時進行で視聴していた「ボイス4」とは全然違うキャラクターで、同じ人とは思えなかったです。
オドオドした感じとか妄想女子な感じとか、ちょっと抜けてるのにヌナ(お姉さん)感出そうとしている感じが、真っ直ぐで純粋なあどけなさのあるミンソクと合ってたのかなー。キャラ的には二人はちょっとバカップルぽくて結構お似合いカップルかと。ギブスキスとか、鉄棒キスとか、伝説(?)に残る名キスもあったり、恋愛要素は満足できるドラマだったと思います。ストーリーはちょっと非現実的すぎるし、途中飽きるところもあったかもです・・・！
私は滅亡からのソ・イングク見たさに視聴したので、年下で真っ直ぐでかわいいイングクを楽しめたかな・・と思います。
【ドラマ情報】
監督：ユ・ジェウォン
脚本：ヤン・ヒスン、チョ・ソンヒ
キャスト：ソ・イングク、イ・スヒョク、イ・ハナ、イ・ヨルム
ソ・イングクインタビュー記事「名前がジャンルになる！今後がさらに期待される俳優ソ・イングク」翻訳
ずっと翻訳したかったのですが、やっと完成しました・・・！
「名前がジャンルになる！今後がさらに期待される俳優ソ・イングク」
インタビュー中にもありますが、悪役に挑戦したいと言ってましたね。
確かにこれまでのような恋愛ドラマやカッコいい胸キュンキャラもよかったけど、犯罪者とか悪役もぜひ見てみたい！！
俳優ソ・イングクは作品ごとに違った顔を私たちに見せてくれる。「常に危機感を感じている」というほど慎重な一歩を踏み出した彼の演技は毎回新鮮だ。今後にさらなる期待がかかる俳優ソ・イングクにインタビューしました。
1.スーパースター、ラブコメ専門俳優に成長
演技者へ転向して以来、ソ・イングクはドラマにて活発に活動してきました。彼の出発点であるtvN「応答せよ１９９７」(2012)では、ひとりの女性を思い続けるまっすぐな男「新ラブコメキング」の側面を見せてくれました。以後、tvN「ナイショの恋していいですか？」(2014)では、年上女性の心を掴むストレートで純粋な18歳の本部長として、KBS 2TV「君を憶えてる」(2015)では、魅力的かつ完璧なプロファイラー役で女心を鷲掴みにしました。
tvN「空から降る100億の星」(2018)では、傷を抱えた怪物のような男に扮したかと思えば、2021年tvNドラマ「ある日、私の家の玄関から滅亡が入ってきた」(以後、滅亡)をでは、人気の『ファンタジーロマンス』まで幅を広げた。滅亡は、消えゆくすべての理由となる存在”滅亡”と、消えないため命懸けの契約をした人間”ドンギョン”との胸キュンストーリー。ソ・イングクはこのドラマで女心をくすぐる”ラブコメ王”の地位を確立したのはもちろん、ドラマの幻想的なファンタジー要素の中で、これまでの経験で着実に積みあげてきた演技力を発揮させた。
"冷酷な運命の中でもがくミョルマン(滅亡)という役柄は、様々な顔を持っていなければなりませんでした。極端に温度差のある表情が行ったり来たりするのは必須。その上、ドンギョンを好きになったり、困らせたり、嫉妬までするんですから。"
ソ・イングクは滅亡で、クールでダークな雰囲気を醸し出すミョルマンから、ストーリーが進むにつれドンギョンと恋に落ち、優しく尽くす彼氏の一面まで見せてくれましたね。型破りなキャラクターを演じきり、視聴者の注目を集めました。
2.異なる姿を見せた映画パイプライン
そんな彼がスクリーンを通して、また違う姿を見せてくれた。6月に公開された映画「パイプライン」で８年ぶりにスクリーンに戻ってきました。
"時間が過ぎるのは本当に早いですね。もう「君に泳げ」の撮影から8年とは。久々の映画撮影だったからか、最初は少し慣れない感じがしました。以前映画を撮っていた時とは環境がずいぶん変わりましたね。特にスケジュール的な部分です。以前とは違い、決まった時間内に撮影しないといけないので。決められた時間の中で早く動くノウハウを得ましたし、家族のようなチームと一緒に楽しい時間を過ごしました。"
パイプラインに続くソ・イングクの２作品目の映画として「マルチュク青春通り」「卑劣な街」などの韓国ノワール映画へ一線を画すユ・ハ監督がメガホンをとりました。韓国内の土地に埋まっている石油を盗み、人生逆転を夢見る６人の盗油仲間が繰り広げるストーリー。ソ・イングクは韓国内で唯一、石油管に穴を空けられる”ピンドリ”役で多様な人物の中心となり事件の先頭にたちました。
"とても新鮮なキャラクターだったので、最初に提案を受けた時から魅力を感じていました。自身が持っている技術に自信を持っていて、頭の回転も早くためらいがない。特にここ最近の作品で続いていたソフトで悲しげな恋愛ドラマの中でのキャラクターから抜け出せた気がします。"
3.新しさへの終わりなき意志
2009年、tvN「スーパースターK」優勝者としてデビューし、期待の新人歌手としてその名を知らしめたソ・イングクは、演技分野でも頭角を現し、いつしか『信じ任せられる俳優』としてのポジションまでのぼりつめた。
少しの違和感もない彼の変身は、ずばぬけた努力があったから成し遂げられたのでしょう。特に、すさまじく徹底された食事管理とダイエットを外すことはできません。「パイプライン」では73〜74kgを、最近撮影を終えた「滅亡」では67〜68kgを維持していいました。
"役柄に合わせた見た目の変化は重要だと思います。今回の映画では外見に気を使うキャラクターだったので、体重よりはスーツやサングラス、スポーツカーといった部分に気を使いました。「滅亡」では、ミステリアスな雰囲気を与えるために、変わった色にヘアカラーをしたりもしました。俳優にとって、減量のような外見の変化はキャラクターをよりよく魅せるためのツールとして効果的だと思っています。"
俳優としてさらに成熟した魅力を見せるソ・イングクだが、バラエティ番組ではなかなか見かけないですね。バラエティ番組に出ている自身の姿をみるのがまだ慣れず恥ずかしいという彼はまだバラエティでの親近感のある姿よりは、俳優としての姿を見せたいようです。
"2013年「私はひとりで暮らす(原題まま)」でバラエティ番組に出演したことがありますが、最近もたまに再放送をしているんですよね。時々見るたびにとても恥ずかしいです（笑）なんであんなに汚くして暮らしてたんだろうと思います。でも、間違いなく言えることは、今は全然そうじゃないということ！（笑）実は、面白くなければという強迫観念からかバラエティがとても難しく感じるんですよね。緊張から変なことを言ってしまうときもありますし。だから「私はひとりで暮らす」のように自然に過ごせる番組ならやってみたいです。恥ずかしいですが、親近感を感じられる姿を見せられて楽しかったです。次の機会があれば、その時はまた違う姿を見せられたらと思ってます。"
ちょっとした失言ひとつ、くせひとつでも振り返って悩むほど、ソ・イングクは自身に対して徹底した完璧主義者なのですね。それほど演技に対する情熱と意欲があふれているということですよね？
"まだやったことのない役が多いですね。やりたい役ばかりすることはできないとは思いますが、小さい役でもいいので一味違ったキャラクターに挑戦してみたいです。特に、悪の極限のような悪役はぜひやりたいですね。本当に極悪で罵倒されるような悪役を。そういう人物を演じこなすことができた上で、「ソ・イングクは演技が上手だ」と言われたいですね。"
4.自身が培ってきた12年という時間
歌手そして俳優としてのポジションを着実に確立してきたソ・イングクは、今年デビュー12周年を迎えた。
"12年という時間がいつの間に過ぎたのだろうというくらい常に新しく感じることばかりです。今だに難しかったり、新鮮でワクワクしたり嬉しかったり、どれも楽しいんですよね。僕の周りには良い方が本当に多いんです。以前と今の会社の方たち、これまで仕事と通して出会った人やスタッフはとても良い方たちばかりでした。ずっと活動し続けて来られた秘訣があるとすれば、人に恵まれたからだと思います。"
最近では、歌手としての活動も考えているようです。表立った活動はしていないですが、「個人的に頑張って」いるのも音楽だ、とのこと。
”公式的にはあまり活動していないように見えますが、楽曲制作はずっと続けています。ドラマ「滅亡」のOSTにも参加しましたし、仲の良い作曲家たちと制作したりもしています。いつか機会があれば、正式にアルバムを出しつつ皆さんにご挨拶できるのではと思っています。これからも歌手としてさらに良い姿を見せられるよう、頑張って活動していくつもりです。応援よろしくお願いします。また、いつもみなさんが幸せであるよう祈っています。”
常に新鮮でワクワクしつつも、限界を感じることなく挑戦していく彼のこれからが楽しみですね。
俳優ソ・イングクさんのインタビュー、楽しく読んでいただけましたか？
歌手から俳優へ転向しながら積み重ねてきた実力と本心がにじみでるインタビューだったと思います。ソ・イングクさんの素敵な今後に期待しています！
